近年では、『ニューノーマル』という用語が多く使われるようになりました。
目次
●軽貨物業界でもニューノーマル時代により今までの勤務形態が変わる
○会議、商談のオンライン化
○ペーパーレス化へ移行
○通勤ラッシュを避けた時差通勤・テレワークの導入
○ワクチンの配達
○置き配の増加(非対面)
○ネットショッピングの利用者増加に伴い、物量の増量
■ニューノーマルとは?
【New Normal】
New=新たな・新しい
Normal=常態・常識・状況
直訳すると新常態・新たな常識を意味する用語になります。
『新たな仕事様式』『新たな生活様式』を考えなければならない時代へ突入しました。
リーマンショックでの経済的変化や2007年の世界金融危機から、『新たな仕事様式』『新たな生活様式』を表す用語として使われてきました。
昨今、新型コロナウイルスにより様々なニューノーマルが誕生しました。
働き方、過ごし方、withコロナに対してなど、様々な変化『ニューノーマル』が
使われてます。
コロナ禍での過ごし方・働き方
アフターコロナに対応するための働き方改革
上記の2つに関しては、自宅・会社での新型コロナ感染対策として、今までの生活と変化があったかと思います。
困難が起きた時こそ、改革のチャンスです。
今後の対策を考え実行が、アフターコロナのニューノーマルとなり、新常識を作ることが可能となります。
●軽貨物業界でもニューノーマル時代により今までの勤務形態が変わる
感染対策としては勿論ですが、現在は勤務形態の見直しをしてる企業様も多く、ニューノーマル時代が到来しました。そんなニューノーマル時代にどういった事を見直して、改善・対策をしているのかをご紹介させていただきます。
○会議、商談のオンライン化
今までは社内での会議・社外との商談において、対面式で行うのが常識でしたが、
コロナ禍の感染対策として、会議や商談においてもオンライン化が主流となりつつあります。
オンライン化により移動時間も無くなり、今まで当たり前と感じていた時間も、無駄であったと感じるようになり、時間の確保を作りやすくなりました。
また、複数人でのオンライン会話も可能なので、営業・商談のみならず、社内でのミーティングなども、オンライン化が進み、テレワークに移行されてる企業様も多くなってるようです。
○ペーパーレス化へ移行
ペーパーレス化というのは単純にペーパー【紙】の利用を減らすだけでなく、パソコン等の電子ファイルに移行する事で、紙面という物体が無い環境でも、同じ内容を確認可能です。
ペーパーレス化によるメリットはコストの削減や保管場所を取らない、印刷が無くなる等業務効率が上がる事に繋がります。
弊社でもテレワーク助成金を利用して、iPadを導入し、営業資料・会議資料・商品カタログ等もペーパーレス化が進んでます。資料の訂正や内容を変更する場合は電子ファイルであれば簡単に変更できます。紙ベースだと場所・時間・コストが掛かりますが、電子ファイル(電子化)へ移行する事により改善できます。
移行後の実感としては、紙の保管場所や処分に困らなくなりましたし、手間が省けていつでも必要な時に必要な資料を見れるので、作業効率が今までとは比べ物にならないぐらい上がりました。
また、各種契約においても【freeeサイン】という電子契約書のツールを導入し、【脱ハンコ】も行いました。今までとは異なり、ハンコ出社が無くなっただけでなく、外出先からでも契約書の内容を確認できるようになり、大変利便性が高いと感じてます。
○通勤ラッシュを避けた時差通勤・テレワークの導入
電車やバス等の公共機関は朝の通勤ラッシュだと3密状態になります。
感染対策として始業時間を遅らせて3密を極力避けたり、テレワークによる勤務形態へ
移行してる企業様も多くなりました。
弊社では以前よりフレックスタイム・コアタイムを導入しており、通勤に関しても車出勤なので、出社の変更点は影響がなかったですが、コロナ禍より導入された企業様においては就業規則や労使協定の変更など様々な対応に追われたことと存じます。
労働者側としてはメリットの方が多く、新型コロナウイルスが蔓延する前は定時に出社するために通勤ラッシュは避けられず、通勤でストレスを溜めてしまう従業員の方は多かったと思います。
時差通勤をする事により通勤ラッシュを避けられて、3密を回避する事は勿論ですが、
ストレスの軽減にも繋がってるのです。
そして、弊社もコロナの感染予防に伴いテレワークを導入しましたが、会社に出勤しなくても自宅で可能な業務においてはテレワークを導入して、勤務形態を変えてます。
自宅であれば、感染リスクを最小限に抑えられ、通勤にかける時間も好きな時間に変えられます。感染対策による新たな勤務形態で、今までの問題点が改善されてアフターコロナでもニューノーマルな働き方を求める方が多くいらっしゃいます。
このようにニューノーマルな働き方により今までとは違う新しい常態になってます。
コロナ禍が過ぎてもこのような勤務形態を継続する企業様は増え続けると考えてます。
■軽貨物業界のNewNomal~ニューノーマルとは
緊急事態宣言が発令されてからは、toBにおける配達・輸出入は減少しているため物量は減りました。しかし、テレワークが推進されたり、ステイホームが推進されているため、在宅率が高まったことや急激なECの拡大やスーパーや飲食店などもWEBで商品を購入できるようになったことで、toC 個人宅への配達は急増してます。
軽貨物業界でも厳しい状況が続いてますが、感染対策を含めニューノーマルな取り組みをしてます。
○ワクチンの配達
今年より新型コロナウイルス(Covid19)のワクチンが日本で承認され、各病院や自治体施設への配送を軽貨物で行うことも少なくありません。冷凍管理可能な車両も存在するため、適切な温度管理を用いての配達が可能となります。
特に、飲食店の時短などに伴い保冷車を用いて、配達する業務の絶対数が減少傾向にありますので、車両も有効活用できるので、私どもの【軽貨物】業界が医療においてもラストワンマイルとして、人々の生活に近い場所で活躍されて社会貢献に繋がるのはとても士気が高まります。
○置き配の増加(非対面)
今までは配達の際に直接商品をFace to Faceでお客様にお渡ししてましたが、接触機会を少なくするために、現在では【置き配】が主流となってきました。
指定された場所(宅配ボックス等)に配達するにあたっての課題は、宅配ボックスの無い住宅に対してどのように配達するかが焦点でしたが、EC最王手のAmazonは真っ先に配達場所の初期設定を玄関への置き配に変更しました。
しかし、実際には盗難の危険性や天候による影響なども受けやすく中々課題が解決されないまま、楽天や郵政やuberなども次いで置き配を推進しています。
その問題を解決するために彗星のように現れたのが、OKIPPAです。
楽天は早速OKIPPA導入を進めるためにコラボして販促をしています。
不在時でも荷物を届けられる事も可能になったのは、物流業界としては革新的なことなので、今後も更に加速すると想像できます。
○ネットショッピングの利用者増加に伴い、物量の増量
MMD研究所が昨年末に発表したニュースでは、21.3%の人が利用頻度が上がったと答えてます。
また5%の方は、今までEC購入未経験の方で、コロナ流行に伴い利用開始したようです。
緊急事態宣言が発令されてからは、ご自宅で過ごされる方が圧倒的に増えた為、買い物や遊び等の外出が全国的に減少しました。
感染対策として人が集まるスーパーやドラッグストアや商業施設への不要不急な買い物も控え、代わりにネットでの買い物に移行されてます。
近年では色々な企業様がネットショッピングに参入してますので、荷物の種類も多種多様になってきました。
軽貨物はラストワンマイル(物流の最終地点※商品がお客様に届く地点)としてアンカーポジションにありますので、今後更に需要は増加し、供給量をどのように増やしていくかが私たちの最大の課題です。
弊社でも様々なNewNomal~ニューノーマルが誕生しましたが、実際にニューノーマルを取り入れるうえで、【大変だった導入事例】【導入機器・ソフト】なども別の記事で紹介していきます。
株式会社SGでは、当ブログで紹介した「新型コロナウイルス(Covid19) ワクチン配達」「EC配達」「ネットスーパー配達」など様々なご依頼を受けさせていただきますので、まずはお問合せくださいませ♪
Comments